おとなの体力測定

おとなの体力測定とは

  1. 階段を上がるのがつらい
  2. 歩くとすぐ疲れる
  3. 段差がないのに躓く
  4. 家事をこなすのもつらい

体力や運動能力は、加齢に伴い筋肉量の減少、体の柔軟性の減少、俊敏性の衰え、基礎代謝の低下、栄養素の不足等の要因が単独あるいは複合的に作用して体力や運動機能の低下を引き起こします。20代の頃は普通にできていたことが今はできなくなっている事があると思います。30歳以降は体力、筋力が少しずつ低下し、50代になると急激に衰えていきます。50代で約10%、60代で約20%、70代以降になると約30%、筋肉量が減ると言われています。しかし、今の自分がどういう状態かを知る機会は中々少ないものです。そういった場を少しでも多くの方に当院で提供できたらと思い、文部科学省が実施している「新体力テスト」の項目やADL(日常生活動作)の評価を基にして、整骨院てあて家オリジナルの体力テスト「おとなの体力測定」を新設しました。おとなの体力測定の主な目的は

  1. 自分の体力を数値化して「可視化」する
  2. 健康診断だけでは分からない運動機能のレベルや健康年齢を知る
  3. 結果に基づき、自分に適した運動計画を立て、健康維持や改善に取り組む。

今の自分の体力・運動能力を客観的に把握し、健康状態や生活習慣を見直すきっかけを作ることです。衰えやすい筋力や柔軟性、持久力を数値化して体力年齢を知ることで、無理のない健康づくりや運動習慣の構築、改善、健康増進に繋げます。 

あなたの体力は実年齢より若い?それとも…? 「おとなの体力測定」でぜひチェックしてみましょう!

測定は全12種目

体力とは

「人間の生存と活動の基礎をなす、身体的、および精神的能力である」と定義されます。活動的に身体を動かすため「行動体力」と、病気にならない、気持ちが落ち着いているなど健康的に生きるための「防衛体力」の2つに大別されます。

 一般的な体力測定は行動体力の機能面を測ることをいい、筋力・筋持久力、敏捷性・スピード、平衡性・協応性、持久力、柔軟性で評価されます。

特に全身持久力、筋力・筋持久力、柔軟性は、体力要素の中でも健康と深く関連することが報告されています。健康の維持増進にはすべての体力がバランスよく高い状態であることが望ましく、体力測定をすることで現状の体力の把握と、個人により適した運動内容を選択することができるようになります。

また、テスト項目の中にロコモティブシンドロームやADL(日常生活動作)の測定ができるものも取り入れています。代表的なもので、転倒リスクやバランス能力を評価するファンクショナルリーチです。リハビリなど医療現場でも信頼性・妥当性があります。

ロコモティブシンドローム

(以下ロコモ)とは、2007年に日本整形外科学会が提唱した概念であり、年齢を重ねることによって筋力が低下したり、関節や脊椎などの病気を発症したりすることで運動器の機能が低下し、立ったり、歩いたりといった移動機能が低下した状態を指します。ロコモが進行すると将来介護が必要になるリスクが高くなります。

ロコモ自体は病気ではありませんが、高齢化が進む日本ではロコモから寝たきりや要介護への移行を予防することに力が注がれるようになっています。また、ロコモに該当する高齢者は、メタボリックシンドロームなどの生活習慣病を併発しているケースが多いことが分かっています。ロコモによる運動不足が生活習慣病を悪化させるケースもあれば、重度な生活習慣病に起因する身体活動の低下がロコモを悪化させるなど、互いに影響しあって全身の機能低下を引き起こしていることも少なくありません。

40代50代でその兆候が見え始めた時に予防のために適切な運動を習慣化することが推奨されています。

下記の7つの項目(ロコチェック)で思い当たる症状が1つでもあれば予備軍です。

  1. 片足立ちで靴下がはけない
  2. 家の中で躓いたり滑ったりする
  3. 階段を昇るのに手すりが必要
  4. 家事の重い仕事が困難である
  5. 2㎏程度の買い物をして持ち帰るのが困難である
  6. 15分続けて歩く事が出来ない
  7. 横断歩道を青信号で渡りきれない

運動療法

身体をよく動かし、運動を行っている人は、総死亡率が低く、虚血性疾患、糖尿病、高血圧、肥満、骨粗鬆症、結腸がんなどにかかる割合も低いことがいわれています。

  • 体力、全身持久力、筋力、筋持久力、柔軟性、心肺機能、バランス能力の維持・改善を図ること
  • 立つ・歩く、起き上がる、座る、階段を上り下りするなどの移動動作能力と日常生活動作の維持・改善を図ること
  • 活動的に日常生活を送り、生活の質を高めること、健康寿命を延ばすこと
  • 生活習慣病や肥満の予防・改善を図ること
  • 筋肉や骨への刺激により、筋萎縮や骨粗鬆症を予防すること
  • ストレスの発散やリラクゼーション効果を得て、心の健康を保つこと

運動がもたらす効果とは